2023年9月28日木曜日

不死身のハードロック

まだ30度超える日がちらほら
いったいいつまで続くんでしょうね
夏は嫌いです。
川や海で溺れたとかしか
夏だからの思い出とか特にありません
別に夏なくてもいいんじゃないですか?
という派です。

暑い時は暑い音楽
前回The Whoのネタが少しあったので
続き

多分、最初に聴いたWhoのレコードはコレ

















Odds & Sodds
74年発売の未発表曲集

一見地味な曲が並んでるようですが、
メンバーが編集に関わっているので、
昨今のテキトーなベスト盤風情の
いい加減な盤とは違います。
バンド10周年の節目で出されたそうで、
各時期の作品が入ってますが、音楽的にとっ散らかってるようで一貫性があります。
ま、聴いた人の感覚なんでいろいろだと思いますが、ただ今言えるのは入門用にはあまりよくないかもですね…

しかし、この盤は意外と深くて
ジャケットも含めて
僕のWhoのイメージを決めたと言っても過言ではない。その前にビートルズを聴いていたので
60年代からやってりゃこんくらいとっ散らかるよね…てな感だったし、その後Whoを聴いていく上で、玄人向けではあったものの、ガイドブック的な役割になったのです。
Tommyに続く一大コンセプトアルバムになるはずだったLife Houseのアウトテイクも収録されてるとか、後で気づいたりするわけです。

で、このレコード
CD化に際して
ボリュームがアップして中身が充実し過ぎてしまって、逆に面白くなくなってしまった。
キンクスのRCA時代のベスト盤
KINKS GREATESTと同じ感じ…
焦点がボケちゃった。

特殊ジャケだったんですが、
通常盤もあったのを先日知りました。
決して良い加減に出したレコードではなかったんです。
B面ラスト、Long Live Rockは
文句なくカッコいいR&Rで、
Rock is Dead … ? Long live Rock!
だからね!
ちなみにピストルズより前ね

で、この曲の邦題が
アルバムのタイトル
“不死身のハードロック”
は?
みんな首傾げるよね…
日本のThe Whoの人気の低さは
この辺にあるんじゃないかな

と、日曜日のワンマンとは全く関係ない内容でした。