2018年1月1日月曜日

戌年

年始早々犬神さんと共演って事で
縁起がいいのか悪いのか?
明さんにブルースブレイカーズを勧められました。

ロックやブルースの世界では
犬って結構出てきますね
って事で犬に因んで。。。
とか考えたんですけど、
流石に良く見かけるし
でもって内容もむやみに
マニアックにしようって感じが漂ってますんで
止めようかと思ったんですけど
このブログで紹介したいアルバムがあるんで
やることにしました。


Status Quo の71年の作品”Dog Of Two Head”です
このアルバム僕のQuo2枚目に買ったレコードでした。
一枚めは1+9+8+2ってので1982年作品
まず、音の落差に驚きましたよね、ええ!

で、1+9+8+2なんですが20周年って触れ込みでした。
確か67年デビューのこのバンドが、なんで20周年か?ってーと
メンバーが初めて出会ったのが62年だからだとか?
こじつけだろ?
このバンド、よくわかんないんですが、
Virtigoレーベルに移籍した1作目、”Piledriver”というアルバムから、
アルバムの裏ジャケに必ず過去のアルバムジャケのイラストが
記載されておりまして、
それは1回目の解散まで続きました。
そのイラストの最初がこのDog Of Two Headのジャケなんですね。

67年にデビューした当時はサイケデリックな感じの
いまいちパッとしない(でも魅力的!)、って言葉がぴったりの
ピーターフランプトンのハードや。。。その辺の
ビートバンド以降の流れの中にいましたが、
PYEレコード時代最後の2枚でガラッと
世間で言うとこのハードなブギ路線に軌道修正します。
ってか、時代だったんですよね。。。

70年の作品"Ma Kelly's Greasy Spoon"はブルースの匂いも感じさせる
ハードな作品ですが、
71年のこのDog Of Two Headではブルース色は少し後退し
トラッド的なニュアンスのメロディを押し出すことで、
緩急を付けるというスタイルが確率され、ま、もちろんハードですけどね
バンドの焦点がしっかり定まった感があります。
いかんせん古い録音
ゴリゴリで少々聴きづらい音ですが、ガッツがあります。
多分バンドはこのアルバムから自信持ったんだろうな、と思います。

そろそろ飽きてきましたね。
ま、我慢して聴いてみてね、ってお話でした。